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 ● 「植物達のコミュニケーション」はあるか?

昨今、中学生はおろか小学生までも「ケータイ」を持ち歩くほどの繁盛ぶり。駅でもデパートでも、列車の中でも、みんな下を向いて「ピコピコ、ピコピコ」やっている。運転しながら「もしもし!」、歩きながら「もしもし!」・・・あぶないな〜!!

これって一体なんやねん? 超多忙のビジネスマンならいざ知らず、どう見てもそれほど忙しそうには見えない風体な人も、見るからに暇そうな学生さん達も、ガキンチョまでもが同じようにせわしくケータイしている姿は・・・まさに病気。国民、総中毒状態。

 なんであんなに皆が同じようにケータイにしがみ付いているんだろう???超〜不思議。

ケータイから離れたら、それこそ死んでしまうとでも言いたそうに・・・。

 

 我々人間は、ケータイで、Faxで、手紙で、言葉で、身振り手振りで、目配せで、その他いろいろな方法で毎日コミュニケーションを行っています。情報の伝達なくして社会は1日たりとも成り立たないでしょう。コミュニケーションの失敗によって、失恋したり、怒られたり、仕事を失ったり、時には国際紛争にも発展する可能性だってありうる。2人以上の人間が生存する場所では、必然的にスムーズな情報交換が不可欠となります、ハイ。

 犬はワンワン、猫ニャンニャン、鳥はピーチク(?)言いながらコミュニケーションを図っているのでしょう。たぶんゴキブリだって自分達だけの情報交換は、キチンとやっているはずです。そうでなければ、あんなにしぶとく生き抜いて、自分達の子孫を増やすことなんて出来るはずがない!!!(残念ながら、ゴキブリの鳴き声は聞いたことありませんが・・・)



 じゃ、植物さん達はどうだろうか???

彼ら(彼女ら)だって生きていて、種を存続させるために子孫を残し、発展しなければなりません。きっと神様もそう願っているはず。非常に多くの種類の中で植物同士戦いながら、あるいは助けあいながら、自分たちを害する病原菌や昆虫類などの敵と闘いながら生きつづけるためには、やっぱりコミュニケーションが必要でしょう!?!そう思いませんか?

我々が今見ているような、りっぱな社会(植物社会学というジャンルがあるらしい)を4億年もかけて形成するためには、コミュニケーション無しでは不可能!

これが私の自論です・・・ただし、まったく自信はありません、悪しからず。

そんな訳で、物好きにも調べてみました。そしたらありましたよ、それらしき痕跡が。

世の中は実に広い。植物さん達の会話を立ち聞きしている人がいたのです。

以下に紹介しますので、思いっきりビックリして下さい。たぶん、「85へえ〜」は確実だと思いますが・・・。(もちろん、信じる信じないは自由ですけど。)



「ライマメとナミハダニとチリカブリダニの三角関係?」

(ライマメ:マメと略す、ナミハダニ:悪ダニと略す、チリカブリダニ:良ダニと略す)

もともとダニは繁殖力が大きく、悪ダニのメス成虫1匹の子供や孫が3万匹になるのに約30日しかかからない。そのため、マメが悪ダニに襲われると大変!数日で葉っぱが全部食べられてしまい、自分は枯れるしかなくなってしまう。そこでマメは「SOS!」を発信する。すると正義の味方・良ダニがやってきて、悪ダニを根こそぎ食べてしまう。

良ダニは目が無い、羽もないので、餌を探してぶらぶらと散策しているうちに偶然悪ダニを見つけることはほぼ不可能。マメからのSOS信号をキャッチして、ウントコドッコイとやって来るのだ。つまり、植物(マメ)は動物(ダニ)とコミュニケーションを行っているのだと・・・、研究者はそう推論してます。いや、推論を超えて確信に近いと思われます。

ならば、植物同士はどうだろうか?

「悪ダニに食われたマメが発信したSOSを、まだ食われていないマメに聞かせたらどうだろう?」と考えた研究者は、実験してみたそうな。そうしたら、な、なんと、まだ悪ダニに食われていないマメが、葉っぱを食われたマメのSOSを立ち聞きして、自分も同じようにSOSを発信したんだそうです。

隣の不幸を立ち聞きして、不幸に襲われる前に助けを求める! 昨今では、人間でも簡単に出来る技ではない。(だって、我々は大抵、何の根拠もなしに「自分だけは安全だ!!」と思っているから・・・)



もちろんマメがでっかい声を出して「助けてくれ〜!!!」とか言って騒いだわけでも、「ピコ!ピコ!」とケータイした訳ではありませんよ。でも、何らかの方法で情報を発信し、他者とコミュニケーションを図ったことはかなり信憑性が高いでしょう。

実は、この手の話はかなり多くあり、例えばヨモギとトマトのように異種の植物同士とか、あるいは植物と動物とか、「一種のコミュニケーション」を行っていると推論されています。ただ、植物さん達は言葉の代わりに「化学物質」を使っているようですが・・・。

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