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 ● 野菜はクラシックがお好き?!?

樹木でも花でも野菜でも、ちゃんと生長するためには、次のようなものが必要です。

・水 ・養分 ・二酸化炭素 ・光 ・温度 ・微生物 ・その他いろいろ

この中で、「水」や「養分」が必要なことは誰でも知っていて、特に野菜や果物のような農産物を収穫するためには、計画的に「散水」や「肥料」を施しているのが実態でしょう。

良い土をつくり、十分な肥料を施せば、期待される収穫が得られる。反対に、手抜きをすればそこそこの見返りしか期待できない。たぶんこのあたりが常識的な考え方なのだろうと思います。

ところで、「植物はやさしい音楽を聴くと良く育つ!」と言われたら、貴方はどう反応しますか?

「バカこくでね〜!耳もないのに、どうやって音楽を聴くってか?俺なんか、耳があっても良く聞こえないのに・・・。」「ふ〜ん。ま、人間が聴くんだから、植物が聴いたっていいんじゃないの?」「そんなのどっちでもいいよ。俺には関係ありません。」・・・その他いろいろ。

反応は人それぞれで構わないのですが、外国では「植物が音楽に反応する」という話は、かなり古くから研究されているらしく、特別に珍しいネタでもないらしいのです。

以下に、2つほど紹介します。もし初耳の人がいたら、少しだけビックリして下さい。



その1:

1961年、イリノエ州ノーマルの農業組合で、植物学者兼農業研究家のジョージ・E・スミスは、トウモロコシと大豆を平箱に蒔き、温度と湿度を正確に同じに保った二つの同等の温室に分けて入れた。一方の温室には小型のレコードプレーヤーを取り付け、スピーカーを実験用植物に向けて、ジョージー・ガーシュインの曲を24時間かけっぱなしにした。

その結果、ガーシュインの曲を聴いた種子の方が、沈黙の扱いを受けたものよりも発芽が早く、茎も太く、緑色も濃く生長したという。

その2:

1969年、デンバーでのできごと。リタラッタ婦人(高齢の大学生)は、トウモロコシ・カボチャ・ペチュニア・百日草・キンセンカを使い、二つに分けて激しい調子のロック音楽とクラシック音楽のそれぞれを聞かせた。その結果、ロック音楽を聞かせた方は、異常にひょろひょろ伸びるか、極端に小さな葉しか出さないかのどちらかであった。キンセンカは2週間以内に全部死んでしまった。

しかし、クラシック音楽を聞かせた方はとても元気良く育っていた。



その他にも沢山の研究があるようですが、どれもこれも「へえ〜!?!?」となるような報告ばかりです。だって、猫や犬ならいざ知らず、野菜や花が音楽に反応するなんて、ねぇ〜!!

でもでも・・・・・ですよ、音楽(音)はもともと「波=空気の粗密」なのですから、「植物が音楽を聴く=空気の粗密による刺激を受ける」と読み替えれば、「あっ! なるへそ!」と肯けるのではないでしょうか?たぶん。

それに、我々人間を含めて、およそ生物の細胞には多くの「水」が含まれています。水は「音」を伝えやすい。つまり、生物の細胞は「音」という刺激を受けやすく出来ているのでは・・・そんな気がします。

それに、激しいロックが苦手でやさしいクラシックが好き!というのも、個人的には好感が持てる気がします。(ロックが好きな人、ごめんなさい。)



音波(音楽)だけではなく、どうやら電磁波や磁場に対しても植物は反応するらしいですよ。ことの真偽は確かめていませんが、「高圧送電線の下では米の収穫量が多い」という話を小耳にはさんだことがありますから。

ま、植物に限らず物質はすべて「電気的な存在」であることを考えれば、当然なのかも知れませんが・・・・・。

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